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自己観察で発見 後編

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【1】  自分を知る  後編              

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■ 自分を知る為に、過去を振り返って思い出すと言う作業をする

自己分析と言えば、まずはこれですよね。

過去を振り返り、思い出す。

その点について異論がある人はいないと思います。

当たり前過ぎて。

では、どのように思い出すのかについて考えた事はありますか?

また何に注意すべきか考えた事がありますか?

「・・・は?注意点なんてあるの?」

とか

「いや、普通に思い出します」

なんて言っているようでは、いけませんよ(笑)

例えば、最近気になったニュースと思い出に残る過去のニュースを

それぞれ教えて下さい、と僕が質問したとします。

このどちらともパッと浮かびますか?

または考えれば出てきそうですか?

それともまったく浮かびませんか?

時事問題なんでできれば答えて欲しいところですが、答えられるかどうかは

今はスル―して頂いてですね、ここでのポイントは2つ。

1つは、「インパクト」。

「えぇぇぇ!」と思うようなニュースは覚えていますよね。

なぜか?

心に衝撃を受けるような出来事だったからです。

TV番組で衝撃映像○○みたいモノがありますが、アレ結構記憶に残りますよね。

「うわっ、これは酷い」と思ったものほど記憶に残り、人に話すネタになるな~とか

思ったりしますよね(苦笑)

原理的には同じ事です。

心に衝撃があったからこそ記憶に残る訳です。

厳密に言えば、「感情」に大きな影響を与えた、と言う事です。

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楽しいとか、辛いとか、嬉しいとか、苦しいと様々な心の機微。

この感情に対する影響が大きければ大きほど、記憶に残り易い訳です。

もう1つが、「興味」。

あなたが「興味」を持っている出来事のニュースは記憶に残り易いですね。

今なんかだと就職率とか不況なんてキーワードが入るニュースは特に残るでしょう。

意識せずとも気になって、勝手に覚えてしまっている・・・。

「不況が続く中、さらに災害が重なり、内定を取り消された人がいます」

「今年の就職率は□□%で、過去最低です」

なんてニュースには、嫌でも興味を引く部分があると思います。

まあこの辺は選択的知覚の領域なんで、今更話す必要もないでしょう。

もし??と思うなら、無料レポートを読み直してみて下さいね。

人が何かを思い出そうとする時、ほとんどの場合この「インパクト」と「興味」に

関連する出来事が優先的に浮かびます。

それは、心を揺さぶられる程の衝撃的な出来事だったからです。

逆に言えば、それさえ意識して思い出そうとすれば闇雲に思い出そうとするよりも

ストレスが少なくて済むと言う事です。

ただ闇雲に思い出そうとしても、都合良くそうそう思い出さないものですよね

過去の出来事なんてものは。

これは今更言うまでもない事でしょう。

だったら、思い出しやすいものからまず思い出せば良いだけの事です。

その為のきっかけとして、「インパクト」や「興味」または心が揺さぶられるような

出来事を優先的に思い出すように心掛ける、と言うのがスタートと言う訳です。

その方が流れ的にはスムーズですからね。

さて、これだけなら「当たり前だよな~」と思うレベルでしょう。

意識するしないにかかわらず、誰でも行うレベルです。

思い出しやすい出来事を、まずは思い出して下さいと言っているだけですからね(笑)

まずこんな流れで思い出す作業の1歩目を踏み出します、ってお話しです、今のは。

ではココで質問なんですが、あなたにとっての思い出しやすい出来事は=面接官にとって

意味のある情報(出来事)何でしょうか?

どうです?

・・・答えは、NOですよね。

そんな所に相関関係は全くと言っていいほどありません。

手当たり次第出してみた思い出が、面接で有益に働くなんて稀ですよ、稀。

この部分に注意にして欲しい訳です。

例えば、旅行が趣味で企画や計画を立て多くの人を率先した経験があり、

その際様々なトラブルがあったが何とかやりきった事があったとします。

そんな場合、概ねこんなアピールになります。

「苦労を乗り越える精神力が養われました」

「リーダーシップを発揮し統率しました」

みたいな感じです。

無難と言うか当たり障りのないアピールです。

面接官も聞き飽きている事でしょう(苦笑)

この場合このようなアピールになりがちですが、それって面接官が聞きたい

情報なんでしょうか?

もし旅行代理店を受けようとしているなら、ドンピシャで面接官が喰いつくかも

しれません。

「うちにピッタリな奴が面接に来た」って。

ですが極端な話、飲食関連の企業の面接で、このアピールはどういった印象を

持たれるのか考えてみて下さい。

きっと「なるほど、あなたはよい経験をされていますね。では次の質問何ですが・・・」

みたいな冷静な受け止め方をされ、淡々と面接が進むでしょうね。

「喰いつき弱!」とか「アレ?いい事言った筈なのに反応が薄いな」みたいな事に

なる訳ですが、面接官は心の中で(結局ウチでどう役に立つのかな?)って思っています。

ようは役に立つと思われていない訳です、アピールしているのにもかかわらず。

本来こう思われないように分かり易い体験談を自分の中から選び、どう伝えるのか

考える訳ですが、こう言った点を多くの人が疎かにしています。

再三話している事ですが、面接は対話です。

対話。

ですから相手が何を聞きたいのか理解していなければ意味なんてありません。

もしくは、推察してアピールを準備して臨まなければいけませんよ。

確かに逆境に打ち勝つ精神性やリーダーシップは業務をする上で必須ですが、

そう言った人材を今すぐ欲しいと思っているのかどうかは、企業分析をするまで

分かりません。

はっきり言えるのは、面接官が求めている人材は戦力になりそうな人材であり、

現段階で企業が抱える問題を解決できる能力を持った人材というだけです。

戦力になりそうなんてのは、いつの時代も当てはまるだろうと思うでしょうが、

今の時代求められる人材は今まで以上に「短期間で使えるようになる奴」です。

育てると言う概念を少し度外視せざる得ない状況も否めない訳です。

まあ、かなり乱暴な結論だと思いますけど、真実に近いと言えるでしょう(苦笑)

ですから、あなたがいくら苦労していようが成果をあげていようが、

「実際働いてみないと何とも言えない」と言うのが面接官の偽らざる

真実であり、いつでも付きまとう悩みでもある訳です。

だからこそエピソードや体験談も、面接官が聞いて納得しやすかったり

想像しやすかったりする業界に関連していそうなものを選んだほうが

絶対有利なんです。

なのに、ここ重要ですが、多くの人は思い出しやすいモノをムリくりアピールに繋げようと

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する傾向や、それが面接官へどう伝わるのか考えようとしません。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

自分が苦労して手に入れた技能。

自分が達成した実績。

失敗から学び、改善した結果。

そして趣味。

確かに素晴らしいと思いますよ、それらの経験は。

ただそう言った経験が、面接官にとって意味のある情報であるのかどうか、

または企業で効果的に発揮できるかどうかなんて事は全くの別ですよね。

ココで言う意味のある情報とは、面接官にとって分かり易い内容で尚且つ

企業にとって必須だと思える内容でもあると言う意味です。

いつも言っていますが、意図と言うモノを汲み取って下さいね。

ちょっとズレましたが、面接官とキャッチボールをしたいのならば、相手の取り易い

位置に適度なスピードで球を投げるイメージでアピールをするべきであり、力いっぱい

投げたり、明後日の方に投げるなって事です。

面接官が聞いた時、分かりやすいか、想像しやすいか、喰いつきそうか?

そう言った事を考慮して話す内容を決める。

ですから使えないアピールだと判断したら、躊躇なく話さない事を

決断しなければいけませんよ。

当然、関連していそうな話を思い出せない場合もあるでしょうし、

そもそも経験自体ないかもしれません。

その場合は仕方がありません。

身に付けた技能や、培った経験、失敗から学んだ事などを活かして

短期間で業務をこなせるようになると伝えて下さい。

ただあくまでも無理やりアピールするのではなく、できるだけ面接官に分かり易い

ように話す必要は出てきます。

この辺後日お送りするメールでお話ししていくので、ここでは深く触れることは

避けておきます。

ようはですね、「この話なら面接官も納得するだろう」と言う思い込みではなく、

しっかりした根拠を持って話す内容を考える。

そして話すべき出来事と、話さない方が良い出来事を探す作業をする。

もし見つからなかった場合は、自分の経験や体験がどのように活かせるのか

面接官に分かりやすく伝え想像しやすいようにする。

どういった話を伝えるにしても、これらの意識を常に持っておいて

頂きたい訳です、僕は。

さて、自分を知る為の意識的部分を話してきましたが、ココからは注意点プラス

具体的な方法について触れていきたいと思います。

「思い出しやすいものを思い出す」。

これが思い出す「普通」の流れだと思います。

ただ、都合良く思い出す事が出来ない訳です、普通は。

だからみんな悩む訳ですね。

これはですね、思い出す時に制限を掛けている事が原因なんです。

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面接対策を考える人が思い出そうとすると、関連した記憶のみを思い出そうとします。

技能を習得した経緯や実績にまつわるエピソード。

困難を乗り越えた体験談や多くの人を統率して達成させた出来事、などなど。

ようは、使えそうな記憶を思い出そうとしますよね、普通は。

これがマズイんです。

そもそも日本人と言う人種はアピールが下手です。

まあ、得意だと豪語する人の方が稀でしょうね。

これは日本の教育と言うモノがそのように出来ていますし、日本の文化的にも

慎ましいと言う事が良しとされる為、馴染めないからなんです。

和を尊ぶ文化だからこそ、ついつい人に合わせようとしてしまいますし、

遠慮や気遣いなどを美徳に感じるよう教え込まれてきますからね、子供の頃から。

ですから、自分の良い部分を人に話す事自体「自慢」と取られる為、出来るだけ

考える事を避ける傾向にありますし、心にブレーキを掛けるようになってしまって

います。

と言う事は、記憶にも残り難いですし話す機会が少ないので覚えていられません。

こう言った前提がある訳ですから、いざ思い出そうとすると自分の良い部分と

言うモノがなかなか思いだせないんです、普通の人は。

それなのに「自慢」と取れる事を無理やり思い出そうとしている訳ですから、

スムーズに思い出せないのは当たり前であり、これが多くの人にとって

壁になる訳です。

心にブレーキが掛かっている状態、それも無意識に近いレベルなので

苦しむんです(苦笑)

この症状は、日本人であるなら多かれ少なかれ持っている特性ですし、

僕自身この活動をしていて改めて納得しています。

と言うか、させられます(笑)

あなたも心にブレーキを掛けたまま思い出そうとしていませんか?

多くの人がアピールする程の出来事が今まで一切起こらなかったと

信じているようですが、そもそも論で心に制限抱えていませんか?と

僕はいつも問う訳です。

ですから正しい知識で自分を見つめてみると、「ありません」と言っていたにも

かかわらず、アレコレ出てきたりするんです。

これが思い出す時に制限を掛けていると言う事です。

で、ここでのポイント。

心に制限を掛けている訳ですから、まずはそれを外す意識をします。

意識するだけで良いですよ。

使えそうとか、使えないかもと言う区別を付けるのではなく、手当たり次第に

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思い出す事を意識する。

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この区別をつけないと言うのがミソですね。

そして、ちょっと傲慢になる(笑)

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これらが制限を掛けないって事です。

大概の人は日本人として生きていますから(当たり前ですが)、

自身の事を持ち上げ慣れていないので、思い出す作業は大変です。

だからこそ、パッとしない傾向にあったり、数が出せなかったりします。

ですから、まずは色々根掘り葉掘り区別なく自分の過去を掘り起こし、後で沢山の

中から選ぶと言うステップを経る作業をして欲しい訳です。

「心の制限を外す」

これが思い出す為に意識するべき注意点ですね。

そしてもう1つ、注意するべき点があるんですが・・・。

■ たくさん出す事を意識する

僕がアドバイスしていると、最初の段階で「数が出せない」と言う悩みの壁にあたる方がいます。

上記で話している通り、まずは沢山出してその中からより良い経験を選ぼうとする方が

効果的な訳ですから、数を出さなければ始まりません。

始まりませんが、実際問題としてなかなか「数」が出せない現実があります。

僕がたくさん出す事を意識して欲しいと言っている理由については、これまでの話で

おおよそ理解できていると思います。

それは数を出す事を意識しないと、思い出せる範疇でムリくりアピールを作ろうとして

しまうからです。

これは経験則からも、今は断言できます。

また、この土台(数)が希薄な人は質問対策をする時につまずきます。

ですから、出した方が良いではなく出さなくてはいけないんです、数を。

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面接対策の中でも、この作業は大変と言うより辛いです。

数が出ないのに出そうとする訳ですから。

頭から煙が出るって表現がありますが、それくらい考え込んで過去を掘り起こす・・・。

そんなイメージです、僕が言っているのは(苦笑)

ただ、それを乗り越えるぐらいでないと、他の人との差別化なんてできる訳ありませんよね。

特に自分に「自信」を持つ事ができない人なら。

さてさて、それではそろそろ「結局どうやるんだ」って声に答えていこうと思います(笑)

方法ですね。

今から2つお話ししますが、結局のところ「辛い」という感覚はついて回ります。

ココから逃げる事は出来ないので、その事だけは忘れずに読み進めて下さいね。

まず1つ目は、時系列で書き出す、です。  

1枚の紙を用意して下さい。

方法自体は簡単で、まず高校時代の事を思い出してみて下さい。

それを時系列で並べて下さい。

入試

入学式

初めて授業

部活

試験

最後の授業

卒業

こんな感じで時間が経過したと思いますが、その時間経過どおり

思い出して行く訳です。

するとですね、意外とスムーズに記憶がよみがえってくる事を実感できると思います。

友人との会話。

先生の癖や話し方。

授業の一幕。

試験勉強の一夜漬けなど、芋づる式に浮かんできます。

これについて「なぜ」と言われるとえらい長い説明をしなければならないので

端折りますが(苦笑)、ようは枠と言うモノを決めその中でのエピソード(出来事)を

1から思い出すと言うのがこの方法です。

そして出来事を並べたら、その時どんな事を感じたのかゆっくりそして具体的に

思い出して行って下さい。

入学式のとき、どんな出来事があってどんな気持ちでしたか?

初めて教室に張った時、友達が出来た時、気になる異性が出来た時、また告白した時

など多くの葛藤なんかあったと思いますが、何かしらの達成感があったと思います。

それらを用意した紙に、書き出して見て下さい。

この作業の特徴として言えるのが、漠然と思いだそうとするよりも

格段に記憶を想起させる事が出来ます。

感覚的に実感できるです、それも直ぐに。

試しに昨日の夕飯を思い出してみて下さい。

パッと思い浮かびますか?

もし思い出せるなら、一昨日の夕飯を思い出してみて下さいね。

ようはパッと思い出せないのなら、それで問題ありません。

次に、その日の夕方6時に何をしていたのか思い出してみて下さい。

あとはその後何をしていたのか時間経過順にゆっくり思い出して行くと、

自然と夕飯が何であったのか思い出せると思います。

少なくともいきなり思い出そうとするよりかは楽になります。

これは人の記憶と言うモノが、エピソード(出来事)と言う形で記憶される

と言われているからです。

例えば難解な数式は覚えていないのに、楽しかった出来事や修学旅行、

それに苦しかった出来事なんかは鮮明に覚えていたりしますよね。

数式よりも圧倒的に情報量が多いのにも拘らず。

一連の流れと言うモノを関連付けて覚える事は、ただ単に言葉のみを覚える事よりも

脳にとってはカンタンと言う訳です。

人の記憶というものの不思議なところですね。

だったら、思い出しやすい過程を踏んであなた自身を振り返りましょうと言うのが

今お話ししている方法です。

あなた自身が歩いてきた道のりを、時系列で振り返りエピソードを思い出す。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これが1つ目の方法です。

次に2つ目。

それは、キーワードから連想する、です。

エピソード記憶なんて言葉が出て来て次にキーワードという言葉が出ると、

「意味記憶の事でしょ」って声が聞こえてきそうですが、まあその通りです(笑)

もし意味記憶についてアレコレ知りたいと感じたのならご自分で調べて頂くとしますが、

このキーワードからの連想は「言葉から深く掘り下げる」と言う感覚に近いです。

例えば1つ目の方法の時系列を見る中で、いくつか目を引く言葉と言うモノが

出てくると思います。

「部活」をしていたとか、「趣味」が○○であるとかです。

「恋愛」について書かれているかもしれませんし、一番「困った」事や「達成感」を

感じた出来事などが書かれているかもしれません。

他にも、人の名前、プロジェクトの名前、場所、記念日。

・・・などなど、まあキーワードと言う括りでないものもありますが、こういった言葉

に注目して連想して書き出していくのが2つ目の方法です。

ここで注意するのは部活の事を思い出す時に、

あくまでも連想して自分の記憶を想起させていく事が大切であると言う事です。

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部活を思い浮かべて、

「どんな部活だったな~、ああ道具はこんなのを使っていたっけ・・・いつも体育館に

集まっていたな・・・」

「ああ、なぜか怒られている奴がいたな~、そう言えば今でも付き合いがある○○と

出会ったのも部活だったな」

といった具合に、連想しながら思い出(記憶)を掘り下げていく訳です。

間違っても「面接で使えそうなものを探して出してやる」、なんて思ってやらないで下さいね。

そもそも意味記憶と言うモノは、もとはエピソードで覚えた記憶が削りに削られ

最終的に残ったモノを指します。

ですからキーワードを連想する事で、エピソード(記憶)を再構築していくと言うのが

この方法の狙いです。

これが2つ目の、キーワードから連想する、です。

自分の事を思い出そうとしてもなかなか思いだせない現実の

対処法として、前後篇と分け今回お話ししてきました。

その中でも、過去を振り返る作業とたくさん出す事の重要性を話してきました。

特に自分に制限を掛けない為には、まず手当たり次第思い出す事が大切であると

話した訳です。

また方法として2つ。

1、時系列で書き出す

2、キーワードから連想する

も、お話ししました。

ちょっと長くなりましたが、前編で話した面接対策の5つのステップ

1.まず自分を知って、

2.次に企業(相手)を知る

3.そして企業が求めている人材(能力)を推察して、

4.それを自分の中から探し、

5.さらに伝え方を考える

の1つ目を、これでクリアできると思います。

まあ直ぐにでも5の伝え方に取り組みたい気持ちを持つ人もいるかもしれませんが、

1つ1つの壁を超えない限り他人との差別化は出来ません。

適当なものは出来ますよ、面接対策マニュアルに従った奇麗なものや

内容の薄っぺらいものは。

ただそんなものはもう通用しない事を、あなたは理解していると思います。

結局、自分で苦労して培った事が結果に結びつく訳です、世の中。

ココに目を背ける事をあなたは止めた訳ですから、ぜひこの大変で辛い作業を

完遂させて下さい。